ボランチの種類と戦術的な動き方

サッカー自論

こんにちは、こんばんわ。理系大学生の独り言(いぶいぶ)です!

今回はサッカーのボランチについて紹介したいと思います!

今回の記事を読むとこんなことがわかります。

※あくまで、僕の考えなので1つの意見として参考程度に読んでくださいね。

また今回使用している戦術ボードの画像はすべて、「サッカーの箱」というサイト
を使用させていただいてます。

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サッカーの見方や応援について初心者さん向けに書いています。基本ルールやオフサイド入門、基本戦術とプレー、スタジアム観戦入門、フラッグ作成、サッカー特有用語、サッカー映画などです。

それではいってみましょう!

ボランチの種類

「ボランチに種類なんてあるの?」

そう思うかもしれませんね。では、日本代表で考えてみましょう。

遠藤選手、守田選手、鎌田選手、田中選手など。

全員同じタイプの選手ではないですよね。(似ている部分はありますが)

ボランチには3種類あると思います。

1つずつ解説していきます!

アンカーとは?

アンカーとは、守備的なボランチを意味します。基本的に前線に上がることは
少なく、カウンターに備えて後ろでバランスをとります。

日本代表の選手だと、遠藤選手が該当すると思います。

また、僕の完全な主観ですがワンボランチの時にアンカーと言われる
場合が多いように感じますね。
(4-3-3の中盤の底の選手など)

ピボーテとは?

ピボーテとは、攻守において貢献するボランチを意味します。守備時には、しっかり
自陣まで戻り攻撃時にはゲームメイクをするという選手。

日本代表では、守田選手や田中選手が該当しますね。

僕の主観になりますが、アンカーをピボーテと呼ぶ人もいるように感じます。
(アンカーやピボーテの基準が人によって解釈が異なるからなのかも)

レジスタとは?

レジスタとは、主に攻撃参加を好むボランチを意味します。主にアンカーか
ピボーテとダブルボランチになることがほとんどですね。

シャドーやトップ下よりは中盤に降りる機会が多く、ピボーテよりは
前線に上がる機会が多い選手ですかね。

日本代表では、鎌田選手が該当しますね。

ボランチの戦術とは?

ボランチの戦術は主に、ビルドアップをするために必要になる戦術が
ほとんどだと思います。

僕が思う戦術は3つあると思います。

1つずつ解説していきます!

段差を作る

これはダブルボランチの時の戦術になります。下図をご覧ください。

青が攻撃の局面。青の8番が中盤の底に降りて、青の7番が前線に上がっています。

このようにして、ダブルボランチの場合には段差を作った方が良いです。

それは「CBの前のスペースを空ける」ことが大きなメリットになります。

ダブルボランチのまま、ビルドアップをするとCBの前がボランチによって埋まっています。

対して段差を作るとどうなるでしょうか?

CBの前のスペースが空くことによって、ドリブルで持ち運ぶことができます。

さらに、相手の2トップの間に青8番がいることで、中を閉じるので
よりCBが持ち運ぶのが容易になります。

持ち運ぶことが出来れば、前線で数的有利ができているので攻撃がスムーズに
進むでしょう。

最終ラインに降りる

最終ラインに降りる場合には、中盤に1人残る必要があります。
感覚としては、1列下で段差を作るイメージですね。

まず青8番がCBの間に降ります。次に青7番が2トップの間にポジショニング
します。これが中盤の動きになります。

バランスを整えるため、サイドハーフが中に絞りサイドバックが高い位置をとります。

この戦術のメリットは、ボール保持が安定することです。

3バックを作ることで、最終ラインの選手の顔が上がるためフリーの選手を
見つけやすくなります。

また相手が2トップの場合には数的優位を作れるので、ドリブルで
持ち運ぶことが可能です。

この戦術はEURO2024でドイツ代表のトニクロース選手が行ってました。

キックの上手い選手が真ん中に降りることで、ロングボールを
配球しやすいこともメリットの1つですね。

デメリットとしては、「カウンター時にCBの立ち回りをする」ことですね。

最終ラインに降りるため、もしミスがあれば相手選手をファールで止める
技術も必要になるでしょう。

CBとSBの間に降りる

これは俗にいう「クロースロール」という戦術ですね。

この動きには、SBの動きも絡んでいるのでSBについては下記の記事を
読んでみてください!

パターンとしては、「SBが上がるパターン」と「SBと入れ替わるパターン」
があると思います。

これが「SBが上がるパターン」ですね。

まずサイドハーフが中に絞ります。次にSBが高い位置をとります。
最後にボランチがSBの位置に降ります。

この戦術のメリットは、「相手がマークしきれない」という点です。

例えば、白8番が青8番について行くと中央が空きます。
逆に白9番が青8番にマークに行けば、パスコースが空きます。

まさに詰みの状態に追い込むことができるのが、最大のメリットです。

これが「SBと入れ替わるパターン」ですね。

この戦術のメリットは、相手がマンマークの場合に有効ですね。

最小限のポジションチェンジで、相手の守備が難しくなります。

ボランチの細かなポジショニング

ボランチが2トップ間にポジショニングするに当たって、細かな注意点が
あると思います。

これは悪い例になります。2トップの間に対して、浅いポジショニングになっています。

このポジショニングだと、CBからパスを受けた場合に2トップがすぐにプレスに
きてしまいます。

これが逆に深い(2トップから遠い)ポジショニングだと、そもそもパスが
通らない状況になります。

適切な距離感でポジショニングすることで、ボールを受ければターンできるし
仮にパスが来なくとも、抑止力になることができます。

大切なことは、パスを受けられなくとも「不必要に動かないこと」です。
(動くタイプで上手いボランチもいますが)

僕の考えでは、そこでいること抑止力になることがボランチの最も
重要なことだと考えています。

まとめ

今回はボランチについてまとめてみました!

ボランチはサッカー観戦をしていて、ボールを保持する時間が比較的長い
ポジションです。攻守において中心となるので、ボランチの動きを理解する
ことでより観戦が楽しくなりますよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

また次回の記事でお会いしましょう!

ゴラッソ!(^.^)/~~~

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