こんにちは、こんばんわ。理系大学生の独り言(いぶいぶ)です!
今回はサッカーのセットプレーについて紹介したいと思います!
今回の記事を読むとこんなことがわかります。
- セットプレーの工夫の仕方がわかる
- セットプレーの重要性がわかる
※あくまで、僕の考えなので1つの意見として参考程度に読んでくださいね。
また今回使用している戦術ボードの画像はすべて、「サッカーの箱」というサイト
を使用させていただいてます。
戦術作戦タクティクスボード|サッカーの箱 (footballbox.club)
それではいってみましょう!
セットプレーとは?
サッカーのセットプレーとは、ファールをもらった時や
ボールがコート外に出た時に行われるものです。
種類としては以下のようなものがあります。
- コーナーキック
- フリーキック
- ペナルティキック(PK)
- スローイン
- ゴールキック
などが挙げられます。このように、サッカー観戦をしているとセットプレーの
状況は多く、理解を深めるとより観戦が楽しくなりますよ!
コーナーキックの工夫
コーナーキックは試合中に1回もない試合は、あまりありません。
加えてセットプレーの中でも、比較的得点に直結しやすいプレーになります。
そこで、コーナーキックではどういった工夫の仕方があるのかについて書いていきたいと思います。
工夫できる点はたくさんありますが、今回は4点紹介したいと思います!
- キッカーの利き足
- ショートコーナーを使う
- フリックする
- フリーの選手の作り方
1つずつ紹介します!
キッカーの利き足
キッカーはインスイングとアウトスイングの2パターンに分かれます。
インスイングとは、ゴールに向かって行く軌道のボールで左サイドの
コーナーキックなら右足で放たれるキックのことです。
(サイドとは反対の足)
インスイングの特徴としては、ゴールに向かう軌道なので合わせる選手は
少しコースを変化させる程度でいいので、得点につながりやすいです。
コーナーキックでは比較的、このキックが多く弧を描きながら
ゴールに向かうためGKはクリアしにくく、コーナーキックでは
非常に有効なキックです。
アウトスイングとは、ゴールから離れていく軌道のボールで左サイドの
コーナーキックなら左足で放たれるキックのことです。
アウトスイングの特徴としては、ペナルティアーク周辺のエリアを使いたい
時に非常に有効な手段です。走り込んでのヘディングと相性が良いです。
しかし、GKの前を通過するので、キャッチされやすい欠点もあります。
1番重要なのは「キックの質」ですが、どちらの足で放たれるキックなのか
にも注目してみると、チームの狙いや戦術が垣間見えて面白いです。
ショートコーナーを使う
コーナーキックでの工夫を考えると、最初に思いつくのは
ショートコーナーかもしれませんね。
それくらい、主流なものですし簡単に実行できるので、変化を加えたい場合に
試してみる価値がある戦術となります。
ショートコーナーとは、下記の図のようにキッカーの近くに味方の選手が近づいて
パスをもらう戦術のことを意味します。
メリットとしては以下のような感じです。
- 角度が変わり、エリア内のDF・GKの対応が難しくなる
- エリア内から人を減らせる
- キックのタイミングをずらせる etc
特に僕がメリットと考えているのが「エリア内から人を減らせる」という点です。
現代サッカーでは、コーナーキックの際は11人全員が守備につくことは珍しく
ありません。
そこで、ショートコーナーを使えばエリア内から3人を連れ出すことができます。
(2人DFが来るのは、インプレーになった際に2対1の状況なるからです)
少しでも広いスペースがあった方が、ヘディングもしやすく自由に動ける
スペースも広いので有効な戦術だと考えています。
フリックする
日本語では「すらす」と表現される戦術ですが、これは主に
インスイングのキックとの組み合わせが有効な戦術になります。
ニアサイド(キッカーに近いサイド)にインスイングの速いボールをいれて
味方の選手が少しだけ触り、ゴールを決める戦術です。
(選手が多いと見ずらいので、端に寄せました_(._.)_)
速いボールだとGKは反応が難しく、実際にはDFもいるため死角からいきなり
ボールが飛んでくる感じになります。
得点するには非常に再現性が高く、ヘディング上手い高身長の選手が
いる場合には有効な戦術です。
フリーの選手の作り方
CKでは、エリアの選手がフリーになろうと様々な工夫をしています。
その中でも、全国高校サッカー選手権を観戦していて面白いやり方を
しているチームがあったのでご紹介します。
数年前になりますが高川学園という山口県代表のチームが見せた戦術です。
この戦術はスペイン語で「嵐」を意味する「トルメンタ」というそう。
5人の選手が円になり手を繋いで、ぐるぐると周りパスがくると
全員がエリア内のあちこちに散らばるという戦術です。
一見する「なにをしているんだ?」と疑問に思いますが、大きなメリットがあります。
それは「マークにつけないこと」
相手DFは、回転が終わりあちこちに散らばる選手達を後から追いかけるしか
方法はありません。
仮にゾーンで人を埋めたとしても、フリーになる確率は高く、
勢いを持って飛び込んでくる選手に、止まっている選手が競り勝つことは
相当難しいことから、このコーナーキックは非常に有効な戦術だと思います。
一般的にプロの試合で見られるのは、「トレイン」というやり方。
味方同士で密着し、縦に並ぶことで相手DFにマークを付かせない戦術になります。
その後「トルメンタ」同様にあちこちに散らばります。
やり方は色々あるにしろ、マークを付かせない1工夫を見ると
サッカーの奥深さを感じますね。
スローインの可能性
高校サッカーではロングスローが多々見られます。
ですが、プロのチームではあまり見られませんよね。
たしかに、ロングスローをプロでわざわざ練習する時間がもったいないと
いう考え方もあるでしょう。
ですが、キックほどのスピードは出ないもののエリア内にボールが入ってくるのは
確率的にゴールの可能性は上がるでしょう。
また、得点に繋がらなくてもコーナーキックを獲得できるかもしれません。
加えて、スローインの際にはオフサイドが適応されません。ロングスローができれば、
スローインの可能性が広がるでしょう。
PKは本当に運ゲーなのか?
「右に飛ぶか、左に飛ぶか」
GKはほぼ運でセーブをしているように感じてしまうPK。しかし、僕は完全に運ゲー
だとは思いません。
もちろん、7割くらいは運の要素があるでしょう。(GK視点で)
ですが、GKができる駆け引きみたいなものも存在します。
- 先にわざと動く
- 偏った位置に立つ
- 指を指して意識を逸らす
これらは、気休め程度の小手先のテクニックになってしまいますが、それでも
よほど反応速度が速いGKでなければやる価値はあると思います。
場合によっては、キッカーが逆を突こうと意識しすぎて宇宙開発したり、
迷った結果、あまいコースに蹴ってくれる可能性は0ではありません。
「決められて当たり前」のPKなので、やれることはすべてやる!というのが、
僕のPKへの自論です。
まとめ
今回はセットプレーについて僕が思う自論を書いてみました!
サッカーの歴史は100年以上続いていますが、セットプレーの戦術はあまり発展
していない印象を受けます。
今後のサッカーで、画期的な面白いセットプレー戦術が出てくることを願っています!
また日本代表が世界と渡り合う上でも、今後セットプレーが注目されればなと思っています!
(代表戦でも、工夫のあるセットプレーが多々見られますが、)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
ゴラッソ!(^.^)/~~~
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